「今日なら割引」は断って!その契約、一度立ち止まって相談を。
【報告】千葉市における悪質商法被害の現状と対策について
皆様、こんにちは。
先日の市議会において、近年深刻化している「悪質商法」から市民を守るための取り組みについて、他議員の質問に市民局長から答弁がありました。それをもとに現在の本市の状況と啓発活動についてご報告いたします。
1. 若年層を狙う「美容・ネット・暮らし」の罠
契約の知識が十分でない若者を狙った被害が後を絶ちません。昨年度、若年層(29歳以下)から寄せられた相談のトップ3は以下の通りです。
- 第1位:脱毛エステ等の美容トラブル(131件) 「広告の低価格に惹かれて行ったが、長時間拘束され、高額契約を迫られた」「今日なら割引と言われ断りきれなかった」という切実な声が届いています。
- 第2位:インターネット通販(66件)
- 第3位:鍵紛失などの「暮らしのレスキューサービス」(40件)
市では、1月〜3月の被害防止キャンペーンを中心に、大学の学園祭での啓発や、公式YouTube・SNSを活用した動画配信を行っています。また、新入社員向けの出前講座も実施し、社会に出たばかりの若者を守る取り組みを強化しています。

2. 急増中!「点検商法」に要注意
昨年度、点検商法に関する相談は合計300件に達しました。特に給湯器(144件)や分電盤(28件)に関する相談が、令和5年度と比較して大幅に増加しています。
【典型的な手口】
- 突然、電話や訪問で「無料で点検します」と持ちかける。
- 点検後、「このままだと大変なことになる」「火事になる」と不安をあおる。
- その場で高額な修理や交換契約を迫る。
「無料」という言葉には落とし穴があります。突然の訪問には安易に応じず、まずは周囲に相談することが大切です。
3. 私の見解とメッセージ
私たち日本共産党は、消費者の権利を守ることは基本的人権を守ることだと考えています。 現在の被害状況を見ると、個人の注意喚起だけでは限界があります。悪質な事業者に対する行政指導の強化はもちろん、被害に遭った際にすぐに公的な助け(消費生活センター等)につながる体制の拡充が不可欠です。
特に高齢者や若者が、孤立の中で決断を迫られることがないよう、地域コミュニティでの見守りや、相談しやすい窓口の周知をさらに進めてまいります。
おかしいな?と思ったら、迷わずご相談ください
- 千葉市消費生活センター(相談専用):043-207-3000
- 消費者ホットライン:局番なしの「188(いやや)」
これからも、皆様の安心な暮らしと笑顔を守るため、議会の場からしっかりと声を届けてまいります。

千葉市消費生活センターのイメージキャラクター「悪質商法ひっかからん蔵」