『ズートピア2』が描く「分断」と「希望」――排外主義を乗り越える街づくりを。
映画『ズートピア2』を家族で鑑賞して――「違い」を力に変える、多文化共生の街づくりを
先日、家族と一緒に公開されたばかりの映画『ズートピア2』を観てきました。スクリーンに映し出される「多様な種族が共存する世界の理想と現実」に、私自身、政治家として、そして一人の親として深く考えさせられるひとときとなりました。

今、この時代だからこそ響く「共生」のメッセージ
前作からさらに踏み込み、本作が描いたのは「自分とは違う存在への恐れ」を誰が、どのように利用するのかという極めて現代的なテーマでした。
今の日本社会、そしてここ千葉市を見渡しても、SNSや一部の政治的言説において、特定の出自や属性を持つ人々を排除しようとする「排外主義」の動きが残念ながら見受けられます。しかし、映画の中でジュディとニックが証明したのは、自分たちの「正義」を押し通すことではなく、相手の背景にある痛みを知り、対話を諦めないことの重要性でした。
介護現場で学んだ「多様性」
介護現場では、年齢も、身体の状況も、これまでの人生歩みも全く異なる人々が集まっていました。
現場で痛感したのは、「同じであること」を強いるのではなく、「違ったままで、どう支え合えるか」を考えることが、本当の安心につながるということです。これは現在の政治にも全く同じことが言えます。経済的な格差や生まれの違いを理由に誰かが排除される社会ではなく、どんな立場の人も「自分らしく」呼吸ができる社会。それこそが、私たちが目指すべき多文化共生の姿です。
排外主義に抗い「連帯」を
日本共産党は、憲法が保障する基本的人権を何よりも大切にしています。特定のグループを敵として仕立て上げ、分断を煽る手法は、民主主義を根底から破壊する危険なものです。
『ズートピア2』の中で、差別や偏見によって分断された街が再び手を取り合う姿は、決して理想論ではありません。私たち千葉市議団も、ヘイトスピーチの根絶や、外国籍住民の方々も安心して暮らせる仕組みづくり、そして何より、誰もが「ここにいていいんだ」と思える温かな市政の実現に向けて全力を尽くしています。
終わりに:未来を生きる子供たちのために
映画を観終えた子供たちの瞳は、多様な動物たちが協力し合う姿に輝いていました。彼らが大人になったとき、「昔、ズートピアで見たような偏見があったんだね」と笑い合えるような社会を手渡していくのが、私たち世代の、そして政治の責任です。
「誰一人取り残さない」――。 映画から受け取ったこの力強いバトンを胸に、明日からの議会活動に邁進してまいります。皆さんもぜひ、劇場でこの「共生の光」を感じてみてください。