【活動報告】千葉市立幕張海浜病院「開院記念式典」に出席―地域の命を守る公立病院の新たな船出

【活動報告】千葉市立幕張海浜病院「開院記念式典」に出席―地域の命を守る公立病院の新たな船出

本日(2026年9月19日)、新たに完成した千葉市立幕張海浜病院のエントランスホールにて挙行された「開院記念式典」に、日本共産党千葉市議団として出席いたしました。

式典では、神谷俊一千葉市長による主催者挨拶に続き、山本恭平・千葉市病院事業管理者からの挨拶、千葉市議会議長からの祝辞、そして大濱洋一・千葉市医師会会長、大鳥精司・千葉大学医学部附属病院長から温かい来賓祝辞が述べられ、テープカットが行われました。

■ 市立病院の意義とこれからの病院運営―山本事業管理者のあいさつから

山本恭平病院事業管理者からは、これまでの幕張海浜病院の歴史と、新病院にかける熱い決意が語られました。 市立病院(公立病院)の最大の意義は、不採算部門であっても地域に必要な「急性期医療」「小児・周産期医療」「救急医療」、そして災害時の医療拠点を確実に担うことにあります。 民間病院では対応が困難な高度・専門医療や救急をしっかり受け止めること、そして新病院において病床数が349床へと拡大され、がん治療(リニアック等の高度放射線治療装置の導入)や感染症対策が大幅に強化されたことが報告されました。 「市民の命を最後の砦として守り抜く」という公立病院ならではの理念と、地域医療機関との連携による持続可能な病院運営への強い意欲が示されました。

■ 千葉大学・大鳥精司病院長のお話:医師確保と地域医療の希望

来賓祝辞で登壇された千葉大学医学部附属病院長の大鳥精司先生からは、大学病院・医療界の立場から非常に心強いお話がありました。 大鳥先生は、幕張海浜病院が昭和59年の設立以来、地域の急性期医療を支えてきた歴史に触れた上で、医療界全体の課題である「医師・医療従事者の確保」について言及されました。 特に印象的だったのは、来年の初期研修医の採用希望者数についての報告です。新病院の充実した環境と高度な医療設備が大きな魅力となり、募集定員9名に対してなんと129名もの応募があったとのことです! さらに、千葉県内の後期研修医(先行医)も昨年より74名増加し、東京(70名増)を超えて全国1位の増加数を記録したことが紹介されました。若く優秀な医療人材がこの千葉の地に集まりつつあることは、新病院にとっても、そして千葉市全体の地域医療にとっても大きな希望です。大鳥先生は、予防医療やスポーツ医療との連携も含め、市民が生まれたときから人生の最後を迎えるまで安心して暮らせる街づくりへ、千葉大としても強力に連携していくと語られました。

■ 式典後の内覧会―最新設備と現場の工夫を確認

式典終了後には、院内の内覧会が行われました。 最新の医療機器が配備されたICU(集中治療室)やスタッフステーション、自然光が差し込む明るい病室や患者様・ご家族がゆったり過ごせるラウンジなどを拝見しました。

(※病院内部の詳しい設備や見学の様子については、先日のブログで詳細にレポートしておりますので、ぜひこちらのリンクからご覧ください!👉

■ 私の見解:すべての市民に届く医療と、働く職員の環境改善を

今回の式典と内覧会を通じて、ハード面での素晴らしさと医療スタッフ確保への期待を改めて実感いたしました。 強調したいのは、「最新の建物や機器」を動かすのは「人(職員)」であるということです。医師や看護師をはじめ、コ・メディカルや労務スタッフの方々がゆとりを持って誇り高く働ける労働環境(休憩室・更衣室の確保や処遇改善)があってこそ、真の患者サービス・質の高い医療が提供できます。

また、誰もが通いやすいアクセス対策(バス路線の充実等)や、医療費負担で市民が受診を控えることのない福祉的配慮も欠かせません。 市民の皆様の財産であるこの新病院が、真に「命と尊厳を守る公共インフラ」として輝き続けるよう、これからもチェックと提案を重ねてまいります。

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