【本会議討論】市民の願いを届ける!補正予算案への態度と重要な3つの請願採択を強く求めました
本日、千葉市議会本会議にて、私(野島友介)が日本共産党千葉市議会議員団を代表して討論に立ちました。
物価高や相次ぐ災害で市民生活が切迫する中、税金の使い道を市民の命と福祉最優先へ転換させる立場から、本会議に提出された補正予算案や重要請願について、会派の態度と主張を明らかにいたしました。質疑・討論の主な内容と私たちの見解をご報告します。

1. 市立千葉高校「N-E.X.T.ハイスクール構想」関連予算に反対(議案第110号)
【提案の概要と問題点】 文部科学省の事業採択を受け、市立千葉高校の設備整備や改修設計費として債務負担行為を含む予算が計上されました。将来の「産業イノベーション人材の育成」を目的として特定の高校に約11.1億円を集中投資する仕組みです。
【千葉市議団の見解】
- 教育の目的の歪み: 企業や経済界が求める「即戦力人材の育成」が前面に出ることで、教育基本法が掲げる「人格の完成」という本来の目的から外れてしまう懸念があります。
- 格差の助長: 県内や市内の特定校のみに巨額の予算を投入することは、高等学校間の格差を生じさせます。
- 優先順位の誤り: 市内では教員未配置、不登校対策、学校体育館の空調設置、学校給食費無償化など深刻な課題が山積しています。生徒自身の声を丁寧に聞く姿勢もないまま、一部の学校だけに過度な予算を投じる構想の理念には疑問があります。
2. ギャンブル依存症対策に逆行する競輪事業特別会計補正予算に反対(議案第112号)
【提案の概要と問題点】 千葉サイクル会館の大規模改修に伴い、全国の競輪場や民間ポータルサイトと接続できる「業界標準システム」へ移行しようとするものです。
【千葉市議団の見解】 純粋なスポーツとしての自転車競技の振興には賛成ですが、車券売上拡大のために販売チャネルを増やし、オンライン購入を容易にするシステム移行は、ギャンブル依存症の増加に拍車をかける危険があります。市民の健全な生活を守る立場から本補正予算案に反対しました。
3. 市民の切実な声!3つの重要請願の「採択」を強く要求
委員会で反対多数とされた市民提出の請願について、本会議での採択を強く訴えました。
①「花島公園~長作町~幕張駅~海浜幕張駅間」のバス路線維持を求める請願(請願3号)
- 現状と訴え: バス運転手不足などを理由に10月1日付で一部区間(長作町~花島公園)が廃止予定とされ、1日200人もの利用者が足(公共交通)を奪われようとしています。
- 見解: 花島コミュニティセンターや病院へのアクセスが途絶えることは高齢者や地域住民にとって深刻です。シェアサイクル等の代替は現実的ではありません。市は他都市のような運転手確保支援金や住宅支援など実効性ある対策を行い、住民の足を守るためバス路線の復便・維持に責任を果たすべきです。
② 市営住宅の空き家を学生に提供し生活支援と地域活性化を図る請願(請願4号)
- 現状と訴え: 市営住宅には1,000戸を超える空き家がある一方、地域自治会の担い手不足や、高騰するアパート家賃に悩む学生の居住負担が問題となっています。
- 見解: 国からも公営住宅の柔軟な活用が通知されている中、空き家を学生に安価で提供することは、学生の生活支援と地域コミュニティ活性化の双方に有益です。住まいは人権であり、早期の事業化を強く求めました。
③ 補聴器購入費助成制度の復活と聴力検査の実施を求める請願(請願5号)
- 現状と訴え: 加齢性難聴は孤立やフレイル、認知症のリスクを高めますが、補聴器は高額で手が出ない高齢者が多くいます。
- 見解: 全国20指定都市のうち半数の10市、千葉県内でも19市町村へ助成の輪が広がっています。「国の対応待ち」と言い訳するのではなく、聞こえの悩みに寄り添い、高齢者が安心して暮らし続けられるよう助成制度の早期復活を促しました。
【明日のお知らせ】保険消防委員会の決算分科会が開かれます!
明日9月18日は、保険消防委員会(決算分科会)が開催されます!
明日は1日目、保健福祉局が中心です。国民健康保険料の負担軽減や、介護・障害福祉サービス、生活保護の適切な運用など、市民の命と暮らしに直結する重要テーマについて決算審査が行われます。 日本共産党市議団として、市民目線で一つひとつの事業をしっかりチェックしてまいります。ぜひご注目ください!