【9月議会 議案質疑】日本共産党代表・佐々木ゆうき議員が登壇し、補正予算案や諸課題について質疑を行いました

【9月議会 議案質疑】日本共産党代表・佐々木ゆうき議員が登壇し、補正予算案や諸課題について質疑を行いました

本日、議案質疑が行われ、日本共産党千葉市議会議員団を代表して佐々木ゆうき議員が登壇しました。 今回の補正予算案や工事請負契約案には、市民生活や地域医療、子育て・教育環境、防災など多岐にわたる重要な施策が含まれています。佐々木議員が質疑で取り上げた主な質問と論点をご報告します。

1. 新・市民会館整備計画と総事業費の懸念

JR千葉駅西口近くのJR東日本千葉支社跡地に「新・千葉市民会館」を単独整備する基本計画修正に伴い、令和8〜10年度にかけて設計業務等の補正予算(債務負担行為含む約4億3,500万円)が計上されました。 佐々木議員は、市民意見募集(パブリックコメント)で寄せられた意見の反映状況について伺うとともに、利用者の動線計画や、土地購入費を含めた総事業費が修正前の計画と比べてどう変化するのか、市の見解を質しました。

2. 災害レッドゾーンからの高齢者施設移転(和陽園)

土砂災害などのリスクが高い「災害レッドゾーン」に一部がかかっている社会福祉協議会の高齢者施設「和陽園」(旧千城台南小学校跡地へ移転予定)について、補助単価増額に伴う債務負担行為の限度額変更が提示されました。 指定された令和元年から今回の提示まで7年もの時間がかかった経緯や背景について質すとともに、市内の他の施設で「災害レッドゾーン」にかかる施設があるかどうかについて伺いました。

3. 保育士修学資金貸付への「市独自上乗せ」

保育士確保のため、国の貸付制度(月額上限5万円)に市独自で「月額上限3万円」を上乗せし、市内施設で5年間勤務した場合に返還免除とする事業が提案されました。 佐々木議員は、これまで保育士不足を理由に定員通り受け入れられなかった保育施設の状況や入所できたはずの児童数について質しました。また、近隣自治体での実施状況や期待される効果、他市への人材流出を防ぐためのさらなる上乗せなど独自の工夫について市の見解を尋ねました。

4. 市立千葉高校における教育改革(Nハイスクール構想)

文部科学省の事業に採択された市立千葉高校での設備整備や改修実施設計費に関する補正について質疑を行いました。 文科省が推進する背景や、同校で取り組まれているスーパーサイエンスハイスクール(SSH)との関係性を伺うとともに、令和10年度までの見込み総事業費や、この事業を通じて見据える千葉市の高校教育の将来像について質しました。

5. 市有施設電力調達とCO2削減の実効性

市有施設の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを目指すため、小売電気事業者の選定に向けた債務負担行為が設定されました。 佐々木議員は、自己託送や再エネ電力等の導入による財政効果や売電収入との比較、契約に伴う負担増の有無を確認しました。また、北谷津清掃工場において助燃材としてコークスを使いCO2を排出している現状を指摘し、今後の予算設定の方向性について質しました。

6. 市立病院の医業赤字拡大と「あり方検討」

市立病院の医業収支赤字が拡大していることを受け、「あり方検討委員会」の委員報酬や委託料が計上されました。 佐々木議員は、赤字が拡大したあらためての要因と収支改善への取り組みについて問うとともに、国の「新たな地域医療構想ガイドライン」で示される役割や機能の見直しを行う理由、その内容や経営・地域医療に与える影響について質しました。

7. 千葉豪雨を踏まえた雨水貯留槽整備(弁天3丁目・千葉公園内)

8月13日の「千葉豪雨」で周辺施設等への浸水被害が発生したことを踏まえ、千葉公園内で進む雨水貯留槽整備の継続費補正について質問しました。 水中コンクリート等への仕様変更を行った理由や、1時間あたり65.1mmの降雨に対応する構造の確認、整備による浸水被害の軽減効果について質しました。また、再度同規模の豪雨が発生した場合の耐性と、更なる浸水対策施設整備に対する市の見解を尋ねました。

8. 工事請負契約案と地域ニーズへの配慮

  • (仮称)高浜保育所新築工事:高洲第二保育所の建て替えにおいて定員が80名と設定された経緯を尋ねるとともに、現在行われている外国籍児童や保護者への通訳などの丁寧な保育対応が、新施設でも継続できる整備となるのか質しました。
  • (仮称)千城台公民館・若葉図書館複合施設新築工事:従前の施設との延床面積の比較やコンセプトの工夫、1階図書館・2階公民館での音漏れ配慮、1者入札となった評価と今後の改善点について質しました。また、モノレール駅から遠くなるにあたり、コミュニティバスのコース変更など高齢者や障害者の利便性向上策について見解を伺いました。

日本共産党千葉市議会議員団は、質疑を通じて明らかになった課題を踏まえ、市民の視点に立った市政運営が行われるよう、引き続き審議を深めてまいります。

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