【活動報告】浸水被害・停電マンション住民の生活再建へ――千葉市長へ第3次緊急申し入れを行いました
本日、8月25日、日本共産党千葉市議会議員団全員で神谷俊一千葉市長宛てに「令和8年8月千葉豪雨災害に関する第3次申し入れ」を行いました。

現在、千葉市内では記録的な豪雨による激しい浸水被害が相次ぎ、被災された皆様は今もなお不安と過酷な生活を余儀なくされています。特に私が活動する中央区内では、実に12棟ものマンションで地下の変電設備が水没し、全戸で停電・断水が発生するという都市型水害の甚大な被害が広がっています。
現場に脚を運び、住民の皆様から伺った悲痛な声や切実な要望を胸に、市当局へ速やかな対応を強く迫りました。
■ 私から強く要望した2つの重点課題(地下駐車場排水・移動手段の確保)
今回の申し入れにおいて、私からは特に現場で緊急性が極めて高かった「項目6」および「項目7」の2点について、強く市長へ対応を求めました。

1. 地下駐車場等の冠水に対する集中排水支援(項目7)
借りている地下の機械式駐車場などが冠水し、6日以上が経過してもなお排水が終わらず、今年中の車出庫すら危ぶまれる深刻な現場があります。このまま排水が長期化すれば、車の廃車リスクが高まるだけでなく、設備破壊や衛生上の二次被害の恐れも極めて高くなります。 民間事業者任せにするのではなく、消防や行政主導で大型排水ポンプ車等を優先的に投入し、集中排水支援を行うことを強力に要請しました。
2. 被害車両の所有者への車両無償貸出(項目6)
豪雨や駐車場の冠水により、自家用車が水没して使用できなくなった被災者が多数発生しています。日常生活や通勤、通院に車が欠かせない地域・ご家庭にとって、移動手段の喪失は死活問題です。民間事業者や日本カーシェアリング協会等と連携し、被災者への車両無償貸出(レンタカー等)を実施することを強く求めました。
■ 中央区12棟の停電マンション住民を救う「民間賃貸住宅の借り上げ」(項目4)
また、中央区内の停電マンションに関わる極めて重要な課題として、「応急仮設住宅としての民間賃貸住宅の借り上げ(みなし仮設)」の速やかな提供(項目4)についてもボリュームをもって訴えました。
現在、市が確保している市営住宅(誉田地区で30戸)では、12棟もの被災マンションを抱える現状に対して圧倒的に戸数が足りていません。さらに従来の市営住宅入居要件である「建物の全壊・半壊」という制度の壁が立ちはだかり、「建物自体は無事だが地下設備水没による停電・断水で居住不能となっているマンション住民」が対象外とされてしまう問題が生じています。
指定避難所で「眠ることができない」と、危険を承知で暗闇・断水中の自宅に戻らざるを得ない高齢者や住民が後を絶ちません。エレベーター不通による階段での転倒事故も起きています。
こうした「制度の隙間」に落ちてしまった住民の命と生活を守るため、全壊・半壊要件にとらわれず、民間のアパートやマンションを市が借り上げて提供する「みなし仮設住宅」を迅速に適用・提供することが今まさに不可欠です。

■ 市長へ提出した申し入れ全文
本日、市議団として提出した申し入れの全文は以下の通りです。
2026年8月25日
千葉市長 神谷俊一 様
日本共産党千葉市議会議員団
令和8年8月千葉豪雨災害に関する第3次申し入れ
災害復旧にご尽力感謝申し上げます。
8月13日に発生した千葉豪雨災害において、被災者からの多数の要望が寄せられており、被災者支援・復旧に向けた対応を講じるよう求め、以下要望します。
記
1. 被災者への見舞金や税の減免措置など、わかりやすく対象者に周知すること。また、罹災証明書の申請窓口や相談窓口を市民センターや連絡所でも対応すること。
2. 集会所に避難している被災者への水や食料等をプッシュ型で支援すること。また、被災地域への保健師等が訪問して支援を図ること。
3. 公民館避難所への簡易シャワーや簡易ベッドを用意すること。
4. 床上浸水の半壊被災者やマンション停電による被災者が多数出ているため、応急仮設住宅として民間賃貸住宅を借り上げて速やかに提供すること。
5. 床上床下浸水による被災者へ被災住宅乾燥用の送風機の貸出を行うこと。
6. 千葉豪雨により車両を使用できなくなった被災者へ、民間事業者と連携して車両の無償貸出を行うこと。
7. 地下駐車場等の冠水が長期化し、車の出庫不能や廃車リスク、二次被害の恐れが高くなっているため、大型排水ポンプ車の優先的投入をはじめとする行政主導の集中排水支援を行うこと。
8. 花園小学校や稲毛小学校など、浸水被害の学校施設への早期復旧を図ること。また、越智中学校裏と通学路のがけ崩れへの安全対策を早急に図ること。
以上
■ 誰一人取り残さない支援の実現へ
現場を歩くと、制度の手が届いていない場所で苦しまれている市民の姿があります。 今回の申し入れで取り上げた1項から8項までの全ての課題は、被災された皆様の切実な生命線です。
市側が現場の実態に即した柔軟かつ迅速な判断を下し、早期の生活再建とインフラ復旧が図られるよう、今後も日本共産党千葉市議団一丸となって全力を尽くしてまいります。