2026年8月21日 市政懇談会報告

2026年8月21日 市政懇談会報告

8月21日、千葉市教育会館にて千葉市議団主催の市政懇談会を開催いたしました。各議員から市民生活に直結する重要課題について報告を行いました。

【野島友介からの報告】データと声から見る千葉市の介護現場

今年3月に公表された千葉市の最新調査データと現場の切実な声をもとに、介護の危機的現状と政策提案をお伝えします。

最新データは高齢者の「多重の危機」を示しています。高齢者世帯の34.4%が生活苦を感じており、物価高によりデイサービス等の「介護サービスの利用控え」が広がっています。さらに50.1%(2人に1人)が「うつ傾向リスクあり」という深刻な状況です。生活困窮から「利用料を払うと食費が残らない」と涙ながらにケアを諦める『介護抑制』をこれ以上放置することはできません

こうした人手不足に対し、国や市はロボットやICTによる効率化・生産性向上を唱えますが、市民の41.6%は介護ロボットに抵抗感や不安を抱いています。現場や市民が求めているのは「人間的な温もり」のあるケアです。人手不足の根本原因は低賃金構造にあり、安易な「ロボット頼み」ではなく、ケア労働への適正な公的評価こそが必要です

現場では「ワンオペ夜勤で限界」「低賃金で若手が辞める」という事業所の悲痛な声と、生活苦からケアを諦める利用者の双方が限界を迎えています。効率化の押し付けではなく、「人」を守り尊厳ある暮らしを支えるため、市議団は「介護3大再生プラン」を提案します

  1. 市独自の処遇改善:月額1〜2万円の上乗せ手当で離職を防止。
  2. 介護職向け家賃補助:月額最高3万円の住宅助成で人材を定着・確保。
  3. 経済的負担の軽減:困窮世帯への窓口利用料減免制度を拡充し『介護抑制』を解消。

お金の有無にかかわらず、誰もが安心して温かいケアを受けられる千葉市を皆さんと共に作ってまいります

【各議員からの報告概要】

  • あぐい初美議員(基調報告・豪雨被害と決算) 8月豪雨による浸水・土砂災害等の現地被害と住民の切実な声を報告。罹災証明迅速化や仮置き場拡充等の17項目を申し入れたこと、および大型開発優先ではなく福祉・生活優先の決算・予算編成を求めました。
  • もりた真弓議員(ごみ減量) 2027年12月から始まるプラスチック資源の分別回収について、今後の周知スケジュールや拠点回収・分別ルール等の現状を解説しました。
  • 佐々木ゆうき議員(新湾岸道路) 1〜2兆円規模とされる新湾岸道路計画について、完成まで20〜30年要する点や環境・景観への影響、医療・物流面での検証課題を提示しました。
  • 野本信正議員(最終処分場) 市民生活環境を守る立場から、最終処分場の整備・運用に関する課題と懸念について報告しました。
  • かばさわ洋平議員(公共交通) バス運転手不足に伴う便数減少や路線廃止に対し、大椎台線バス復活等の取り組みや、堺市を参考に65歳以上が100円で乗車できる「おでかけ応援制度」の導入を提案しました。
  • 中村きみえ議員(新市民病院) 2026年10月に移転開院する「幕張海浜病院」の概要、32診療科への拡充、救急医療体制の強化や路線バス等のアクセス整備状況を報告しました。

党市議団は今後も市民の皆様の声に寄り添い、安心・安全の千葉市政実現に全力を尽くします

白石ちよ県議予定候補も挨拶しました
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