【申し入れ全内容報告】神谷市長へ「令和8年8月千葉豪雨災害に関する緊急要望(17項目)」を提出〜被災者の生活再建・インフラ強化・安全対策を求めて

【申し入れ全内容報告】神谷市長へ「令和8年8月千葉豪雨災害に関する緊急要望(17項目)」を提出〜被災者の生活再建・インフラ強化・安全対策を求めて

昨日、日本共産党千葉市議会議員団は、連日の現地調査や被災された市民の皆様から寄せられた切実な要望を携え、神谷俊一千葉市長宛に「令和8年8月千葉豪雨災害に関する申し入れ(全17項目)」を提出いたしました。

一、 現場調査を踏まえた私の重点要望発言

今回の申し入れにあたり、私(野島友介)からは、現地視察で浮き彫りになった特に重要な課題として、以下の4項目を重点的に取り上げ、神谷市長および担当部局へ迅速な対応を強く求めました。

  1. 罹災証明書の発行迅速化と申請の簡素化(第1項): 各種支援の土台となる罹災証明書について、高齢者等にも分かりやすい簡易な申請方法を導入すること。また、現地調査職員を大幅に増員して交付の迅速化を図ることを要請しました。
  2. 災害ゴミ回収の加速と仮置き場の各区拡充(第3項): 浸水被害が甚大な地域へ事業者と連携して優先回収を行うこと。美浜区・緑区に続き、各行政区ごとに緊急の仮置き場を確保・拡充し、路上や集積所に溢れるゴミの迅速な撤去を求めました。
  3. アンダーパスの緊急点検・安全対策と雨水貯留槽整備(第6項): 浸水事故が相次いだアンダーパスの点検調査と進入防止等の安全対策を徹底すること。あわせて、浸水被害が深刻な箇所には新たな雨水貯留槽を整備し、ハード面の治水対策を推進するよう提案しました。
  4. JR蘇我駅周辺の帰宅困難者対策と民間連携(第13項):ターミナル駅である蘇我駅周辺で発生する帰宅困難者のため、近隣の民間事業者等との連携を強化し、災害時の施設一時受入協定締結や支援体制の構築を強く求めました。

二、 千葉市へ提出した緊急申し入れの全17項目

被災された市民の命と暮らし、そして生業を守るため、市議団として申し入れた全17項目は以下の通りです

  • 第1項【罹災証明・申請】: 罹災証明書の発行、災害見舞金の申請など、高齢者にもわかりやすく簡易な申請対応を図ること。現地調査職員を増員し発行を迅速化すること。
  • 第2項【住宅支援】: 床上浸水等の被害でも罹災証明の発行を待たず市営住宅の無償提供を図ること。また提供戸数を拡充すること。
  • 第3項【災害ゴミ】: 事業者と連携し、床上浸水等被害が大きい地域への災害ゴミ引き取り対応を急ぐこと。仮置き場を各行政区に拡充すること。
  • 第4項【物資支援】: 床上浸水等被災者へ食料等の支援などプッシュ型支援に取り組むこと。
  • 第5項【消毒支援】: 家屋の消毒支援においては床下浸水も対象とすること。被災現場を面的に消毒支援すること。
  • 第6項【治水・アンダーパス】: 冠水したアンダーパスの点検調査を実施し進入防止対策等の安全対策を強化すること。冠水被害が甚大な箇所に新たな雨水貯留槽を整備すること。
  • 第7項【がけ崩れ対策】: 民地のがけ崩れで土砂撤去に困難を抱える市民へ支援すること。急傾斜地対策の市民負担や要件を緩和すること。
  • 第8項【農業支援】: 田んぼや農機具等が冠水した農家への補償を図ること。農道の早期復旧を図ること。
  • 第9項【事業者支援】: 浸水被害のあった中小事業者や商店街などの事業継続のため緊急融資や財政支援を行うこと。
  • 第10項【道路復旧】: 生実本納線をはじめ、土砂崩れによる通行止め道路の復旧を急ぐこと。長期化する場合は開通見通しの情報を示すこと。
  • 第11項【交通インフラ】: JR外房線の被害箇所(土気トンネル等)の強靱化、引込線整備、および代行バスの運行本数を拡充すること。
  • 第12項【河川対策】: 3度目の氾濫となった村田川について県市連携で対策強化を図ること。都川の氾濫・浸水防止対策を強化すること。
  • 第13項【帰宅困難者】: JR蘇我駅周辺で発生する帰宅困難者の滞在場所確保のため、近隣民間事業者との協定締結や支援体制の構築を図ること。
  • 第14項【放置車両・バス路線】: 稲毛区あやめ台入口等の放置車両に対応し、バスの運行や進入を妨げないよう措置を図ること。
  • 第15項【地域交通】: 若葉区泉地域のコミュニティバスの早期運行再開を図ること。
  • 第16項【駐車場開放】: 美浜区のイオン等商業施設や、稲毛区の草野水路付近の民間施設と連携し、災害時に駐車場を無料開放する協定を締結すること。
  • 第17項【ボランティア支援】: 災害ボランティア申請の増加に対応し、受付職員から派遣対応人数を拡充すること。

三、 誰ひとり取り残さない被災者支援の実現に向けて

片付け作業、感染症対策、今後の生活資金、安全な交通の確保など、被災された皆様が抱える課題は山積しています。制度の隙間に落ちて孤立する市民を一人も出さぬよう、市議団一丸となって行政の対応を厳しく注視し、必要な支援策を提案し続けてまいります。

被災された皆様が一日も早く穏やかな生活を取り戻せるよう、今後も全力で取り組んでまいります。

千葉市会議員  野島友介

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