千葉市議会第2回定例会が閉会。野島友介が市議団を代表して討論に立ちました!

千葉市議会第2回定例会が閉会。野島友介が市議団を代表して討論に立ちました!

昨日、令和8年度千葉市議会第2回定例会が閉会いたしました。最終日、私は日本共産党千葉市議団を代表して討論の壇上に立ち、今定例会に提出された補正予算案や各条例案、そして市民の皆様から寄せられた切実な請願について、党市議団の態度を明らかにし、市の姿勢を厳しくただすとともに強く要望を行いました

以下に、討論で取り上げた主要な論点と私たちの主張をご報告いたします。

① プレコンセプション健診費用助成事業(議案第76号):前進を評価しつつ「同調圧力」なき丁寧な配慮を

本年10月に千葉県が「妊活健診支援事業」を開始することに伴い、市独自の助成内容を全額助成へと拡充し、市外・県外の医療機関でも利用可能とする補正予算です 。市民の受診機会拡大や負担軽減につながる大きな前進として評価いたします 。 一方で、若い世代への周知や男性も受診しやすい環境づくりは依然として課題です 。また、行政が健診を強く推奨することが、子どもを希望しない方や事情があって持てない方への「同調圧力」や無言のプレッシャーとならないよう、個人の選択の自由や多様な生き方を最大限に尊重した丁寧な配慮を徹底することを強く求めました

② 新アリーナの公共施設等運営権(議案第79号):70年間の長期運営に伴うリスク管理の徹底を

幕張海浜公園に整備される新アリーナの管理運営について、民間事業者に「公共施設等運営権」を設定するための条例です 。運営期間が「70年間」という前例のない長期にわたるため、将来の需要予測の不確実性や物価高騰、災害リスクなどに対し、市の財政負担が将来的に発生しないよう、念入りなモニタリング体制と手立てを講じるよう強く要求しました 。また、公共施設として市民が気軽に利用しやすい料金設定を行うよう要望しました

③ 富田都市農業交流センターの研修室値上げ(議案第80号):【反対】値上げではなく稼働率を上げる工夫を

富田都市農業交流センターの研修室の利用料金を1.5倍などに値上げする条例案に対し、我が会派は「公共施設の利用料値上げは住民福祉の増進に反する」として断固反対しました 。現在の稼働率が5.2%と低迷している実態を指摘し、隣接する「富田さとにわ耕園」を訪れる多くの観光客に対し、研修室を休憩室として活用できるよう周知するなど、稼働率を引き上げるための積極的な取り組みこそ行うべきだと提案しました

④ 満3歳以上限定の小規模保育事業(議案第82号):【反対】詰め込みと活動制限から子どもの安全と発達を守れ

国の法改正に伴い、3歳以上の児童のみを対象とする小規模保育事業の基準を定めるものです 。小規模保育にはビルのテナント型など「園庭のない施設」もあり、活発に動く3歳以上の児童の活動を制限し、安全面や発達面でのリスクが生じることが危惧されます 。厚生労働省のワーキンググループでも「全国展開すべきではない」と、集団保育の重要性から必要性が否定されていた経緯を挙げ、子どもの一人ひとりの安全と発達保障の観点から反対いたしました

⑤ サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の改善を求める請願(請願第1号):【採択を要求】命を預かる場での不適合を放置するな

実際にサ高住に入居するご家族が、緊急通報(ナースコール)を無視され、救急搬送されずに長時間放置されたという重い実体験をもとに提出された請願です 。さらに当該施設では、18平米特例の前提である「共同利用できる台所」が、実際には職員専用の業務用として終日専有され、入居者が利用できない状態だったという重大な登録審査ミス・不適合も発覚しました 。 自民、公明、立憲などの他会派が「指導監督は適切」としてこの請願に反対し、不採択としたことは極めて遺憾です 。指摘されなければ永久に放置されていた可能性があり、市内の他のサ高住でも同様の不適合がないか速やかに全数調査・点検を行うこと、そして縦割り行政を排し、住宅・介護・高齢者支援の各部門が一層連携して指導監督を行うよう強く要望しました

⑥ 市立中学校・特別支援学校の給食費無償化を求める請願(請願第2号):【採択を要求】子どもの教育環境へ財政の使い方を変えよ

中学校・特別支援学校での給食費無償化の継続・実施を求める請願です 。千葉市では現在、国の交付金を活用して小学校のみが実質無償化されていますが、憲法第26条の「義務教育はこれを無償とする」の精神に基づき、同じ義務教育である中学生の保護者にも寄り添うべきです 。 他会派からは「市独自に実施するための代替財源が示されていない」などの理由で反対されましたが、市民(請願者)に代替財源を求めるのはお門違いです 。5,417億円に上る千葉市の一般会計の規模から見れば、財政の使い方を工夫すれば十分に実施可能です 。子どもの健やかな成長を支えるために、市独自の決断を迫りました

今回の討論を通じ、高齢者が安心して暮らせる住環境の整備、そして子どもたちの未来を支える教育・保育環境の実現を強く訴えました 。これからも皆様から寄せられた現場の「切実な声」を原点に、誰もが尊厳を持って安心して暮らせる千葉市の実現へ向け、全力で活動してまいります!

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