市民の命を守る砦に――新「幕張海浜病院」の概要と運動の歩みを学ぶ報告会を開催
本日、日本共産党千葉市議団の主催により、今年10月に開院を控えた新「幕張海浜病院」についての出前講座および報告会を開催しました。司会は佐々木ゆうき市議が務め、会場には多くの市民の皆さんが駆けつけてくださいました。

病院局による新病院の概要説明
第一部では、千葉市病院局の担当者をお招きし、資料「幕張海浜病院について」に基づいた詳細な説明が行われました。 現在の海浜病院は、建物の老朽化や狭隘化が課題となっていましたが、美浜区若葉3丁目に移転新設される新病院は、それらを一挙に解決し、機能を大幅に強化するものとなります。
- 病床数の拡大: 現行の293床から349床へと拡充。
- 周産期・小児医療の充実: 「胎児から高齢者まで切れ目のない医療」を掲げ、NICU(新生児特定集中治療室)やGCU(継続保育室)を備え、千葉市の宝である子どもたちの命を守る体制を強化します。
- がん診療・救急体制の強化: 最新の医療機器を導入し、がん診療連携拠点病院としての機能を向上。また、救急外来や災害医療の拠点としての役割も期待されています。
- 防災・環境性能: 免震構造の採用、3日以上の自活が可能な非常用発電機や給水設備の確保など、災害時の「医療の継続」を最優先した設計となっています。

中村市議による「運動の経過」報告
第二部では、中村きみえ市議より、新病院建設に向けたこれまでの党市議団と市民の皆さんの運動の歩みについて報告がありました。 「公立病院として、誰でも安心してかかれる医療を守ってほしい」という切実な願いを、署名活動や議会質問を通じて市に届け続けてきた歴史を振り返りました。市民の皆さんの粘り強い運動があったからこそ、現在の充実した計画に結びついたことを改めて確認し合う場となりました。

質疑応答と今後の課題
その後の質疑応答では、市民の皆さんから「新しいバス路線の利便性は確保されるのか」「差額ベッド代の負担はどうなるのか」「スタッフの確保は万全か」といった、より具体的な運営に関する不安や期待の声が寄せられました。
病院側からは、主要駅(海浜幕張駅、幕張駅、幕張本郷駅など)を結ぶバス路線の整備計画や、誰もが利用しやすい病院づくりへの回答がありました。
終わりに
日本共産党千葉市議団は、新病院が単なる「新しい建物」として終わるのではなく、市民の皆さんの命と健康を支える真の拠点となるよう、今後も運営状況を注視し、皆さんと共に歩んでまいります。10月の開院に向け、アクセスの向上や医療スタッフの充実など、残された課題の解決に全力を尽くします。