憲法が生きる平和な社会を地方から。九条の会・千葉地方議員ネット主催講演会に参加しました
2026年2月23日、千葉県教育会館にて開催された「九条の会・千葉地方議員ネット」主催の講演会「自民・維新政権の下での憲法をめぐる情勢について〜私たちができることは?〜」に参加いたしました。講師には日本体育大学教授の清水雅彦先生をお招きし、改憲の動向や、監視社会化が進む現状について専門的な見地からお話を伺いました。

清水先生の講演では、現政権下で進められている憲法9条への自衛隊明記や、緊急事態条項の創設といった改憲議論の危うさが浮き彫りになりました。特に「台湾有事」を念頭に置いた存立危機事態の認定や、敵基地攻撃能力の保有が進む中で、憲法9条の平和主義が形骸化させられようとしている現状には強い危機感を覚えます。
地方議員として特に注目したのは、軍拡優先の政治が市民生活に与える影響です。資料でも指摘された通り、防衛費の大幅な増額が進む一方で、物価高に直面する市民の暮らしや、公共サービス、福祉への予算配分が軽視される懸念があります。憲法25条が保障する「生存権」をいかに守るかという課題は、国政だけでなく、私たち地方議会にとっても最優先で取り組むべきテーマです。



また、講演では「スパイ防止法」制定を求める地方議会への働きかけについても詳細な解説がありました。過去の歴史を振り返れば、市民のプライバシーや表現の自由を制限し、監視社会を構築しようとする動きは、しばしば地方から外堀を埋める形で進められてきました。私たち地方議員は、多様な意見が尊重される民主主義を守るための「防波堤」としての役割を果たさなければなりません。
後半のグループワークでは、超党派の議員や市民の皆さまと「憲法の理念をいかに身近な地域課題に結びつけていくか」を議論しました。平和は決して当たり前に存在するものではなく、不断の努力によって維持されるものです。
今回の講演会を通じて、憲法を守る闘いは、市民の暮らしを支える闘いそのものであると再確認しました。千葉市議会議員として、平和憲法の精神を市政の隅々にまで浸透させ、誰もが安心して暮らせる千葉市を目指して全力で活動してまいります。
