♿️ パラスポーツの推進について
現在、千葉市では、共生社会の実現に向けた取り組みの一環として、パラスポーツの推進に力を入れています。特に、今年11月には「東京デフリンピック2025」が無事開催され、これは本市にとって、障害のある方々への理解を深め、スポーツ振興と国際交流を大きく進める貴重な契機となりました。この成功を市民の財産として活かし、パラスポーツ推進の取り組みをさらに強化していく必要があります。

1. パラアスリートによる学校訪問事業の意義と実績
パラアスリートによる学校訪問事業は、選手による講話や競技体験を通じて、パラスポーツの魅力を伝えるとともに、障害を乗り越えてきた人としての強さ、そしてアスリートとして挑戦し続ける姿勢に触れることで、子どもたちに深い感動を与え、人生の壁に立ち向かう勇気を養うことを目的としています。
- 昨年度実績: 33校、延べ2,491人の児童生徒が参加。
- 今年度実績(11月末現在): 26校、延べ2,165人の児童生徒が参加。
本事業は、教育委員会と連携し、市のオリ・パラ教育の一環である障害者スポーツ教育の推進に大きく寄与していると認識しております。現在、市ゆかりのパラアスリートは、10競技団体3チーム、個人16名が登録されており、活動にご協力いただいています。デフリンピックの開催経験を活かし、聴覚障害に対する理解を深める交流機会をさらに設けるよう働きかけてまいります。
2. パラスポーツコンシェルジュの実績と役割
パラスポーツコンシェルジュは、障害者が地域のスポーツ活動に参加するための繋ぎ役として、障害の種類や程度に応じたスポーツの紹介や、サークル活動へのマッチングを行うことを目的に、令和元年度に開設されました。
- 実績(令和元年度から6年間): 延べ2,500人を超える相談があり、その内マッチングにより実際にスポーツ活動に繋がった方が延べ約900人に上ります。
相談件数、マッチング件数ともに年々増加しており、市スポーツ協会においても推進体制の強化が図られています。
3. 私の見解と所感
私の見解
日本共産党は、「誰もが安心して自分らしく生きられる共生社会」の実現を目指しており、パラスポーツの推進はその重要な柱の一つであると考えます。デフリンピックの成功を、手話や聴覚障害への理解を深めるための恒久的なレガシーとして位置づけ、障害の有無にかかわらず誰もがスポーツを楽しみ、活動できる環境整備を加速すべきです。
学校訪問事業やコンシェルジュ事業を通じて、障害のある人もない人も共にスポーツを楽しみ、支え合う環境づくりをさらに進めるべきだと考えます。コンシェルジュ事業におけるマッチング数の増加は、潜在的なニーズの高さを示しており、市の財政支援と人材育成を一層強化すべきだと主張します。
私の所感
私自身、スポーツ観戦が趣味であり、市民の皆さんの健康と生きがいのためにスポーツが果たす役割は極めて大きいと確信しています。また、介護福祉士として働いてきた経験からも、障害があることが活動の制約になってはならないという思いを強く持っています。
これまでの実績は素晴らしいものですが、今後さらに推進するためには、デフリンピックの熱気と教訓を地域に還元し、市民生活の身近な場所でパラスポーツに触れ、参加できる機会を増やしていく必要があります。特に、コンシェルジュ事業でスポーツ活動に繋がった方々が、その後も継続的に活動できているのか、その継続支援の体制まで目を配ることが重要です。