💥 【緊急提言】新病院の「災害対応」は万全か?市民の命を守る公立病院の責任を問う!

💥 【緊急提言】新病院の「災害対応」は万全か?市民の命を守る公立病院の責任を問う!

~施設の公共性と機能強化を徹底検証~

1. はじめに:期待と責任を背負う新病院

本日、千葉市議会保健消防委員会の委員として、市が進める新病院建設現場(千葉市美浜区)の視察に参加いたしました。最新の医療機器が導入され、地域医療の要となるこの新病院には、市民の皆様の大きな期待が寄せられています。

私自身、長年介護福祉士として現場で働いてきた経験があり、公的な医療・福祉サービスの重要性を肌で感じています。だからこそ、新病院が単なる最新設備を持つ施設ではなく、市民の命と健康を生涯にわたって支える「真の公共インフラ」となるか、という視点でチェックを行いました。

2. 資料で確認した「新病院の新たな機能」と「災害時対応」

新たな資料から、新病院の機能強化と災害時対応に関する計画が確認できました。

2.1. 強化される基本機能と病床数の増加

病院全体の病床数は293床から349床へ56床増加し、特に成人・高齢者病床が61床増加します。これは、進む高齢化に対応し、地域の中核病院としての役割を強化するための重要な変更です。また、がん診療体制の強化、救急医療の確保、災害医療・感染症対策の強化が図られる計画です。

2.2. 災害時対応の主な計画

新病院は、災害時に地域の砦となるための設備を計画しています。

  • ① 大規模災害時の対応: 多数の傷病者の受け入れやトリアージ、診察スペースとして、防災ひろばや非常用医療ガス等を備えた講堂、エントランスホールなどを整備。
  • ② 地盤改良: 地震時の津波遡上を想定し、地盤の揺れを低減する免震構造と、液状化対策として地盤改良を実施。
  • ③ ヘリポート整備: 災害時の傷病者搬送を想定し、屋上にヘリポートを整備。
  • ④ 敷地の嵩上げ: 敷地の一部を海抜から約2~3m嵩上げ(かさあげ)し、災害時にも飲用・雑用として利用可能な公共用水利設備を整備。

3. 日本共産党市議団としての課題提起(特に災害時対応に焦点を当てて)

災害時対応について、免震構造や嵩上げ、ヘリポート整備などのハード面の強化は評価します。しかし、日本共産党市議団として、以下の点について公立病院としての責任を強く追及します。

3.1. 災害時の機能継続とソフト面の体制確保

  • 共産党の見解: 建物や設備だけでなく、災害時に機能し続ける「人」の体制こそが最重要です。大規模災害時、増加した傷病者に適切に対応できる十分な職員(医師・看護師)の確保計画は具体的にどうなっているのか。職員自身が被災者となる可能性も踏まえ、公立病院としての職員の安否確認・参集計画、給与の保障など、ソフト面での事業継続計画(BCP)を明確にすべきです。

3.2. 施設・設備への公費投入と財政負担

  • 共産党の見解: 施設の高度化は必要ですが、これに伴う建設費の膨張と、今後の運営にかかる市民の財政負担について、透明性を欠いたまま進めることは許されません。特に、高度な医療機器(リニアックなど)や免震構造にかかる費用対効果、そして市民負担を極力軽減するための国・県への財政支援の要請状況を明らかにすべきです。

3.3. 特殊設備(リニアック室)の安全性と将来性への説明責任

  • 共産党の見解: 放射線治療室の安全性については、ポリエチレンやミルフィーユ工法といった最先端の遮蔽技術(コンクリート層間に鉄板を挟み、中性子線対策にポリエチレンを使用)が採用されていることは確認しました。しかし、最高水準の遮蔽基準が永続的に担保されるか、また将来的な機器更新への拡張性があるか検証が必要です。

4. 私の見解

私は、新病院が「市民の命を最優先」する公立病院となるよう、次の二点を強調します。

  1. アクセス改善: 公共交通機関(バス等)の利便性向上策を必ず実現させること。
  2. 職員の待遇: 介護福祉士としての経験から、職員の待遇改善と人員の充実を強く求め、持続可能な医療体制の実現を追求し続けます。

新病院が単なる「箱物」に終わらないよう、これからも徹底してチェックし、皆様の声を市政に届け続けます。

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