📰 市政レポート:市民の暮らしを前進させる一般質問

📰 市政レポート:市民の暮らしを前進させる一般質問

令和7年第4回定例会 一般質問報告

このたびの令和7年第4回定例会において、中央区選出の私、野島友介は、喫緊の課題である市民の生活インフラと安全確保について、多角的に一般質問を行いました。特に、長年の懸案事項である公民館の地域格差歩行空間のバリア、そして身近な中央区の生活環境改善について、当局に明確な責任と実行を求めました。

以下に、市民の皆さまの暮らしに直結する重要な質問の概要と、当局の答弁について詳細にご報告いたします。


1. 📚 「市民の公的インフラ」公民館の地域格差解消と運営体制の強化

私は、市民の生涯学習権を保障し、地域課題を解決するための核となる公民館が、市内で一律に配置されていない現状、特に緑区の未整備地域における地域格差を問題視し、当局の認識を質しました。市は「コミュニティセンターなどが代替機能を果たしている」との見解ですが、私は、公民館が持つ専門職員による活動の創出・コーディネート機能こそが重要であり、単なる「代替施設」では学習権の保障として不十分であると指摘しました。

  • 公民館整備の新たな基準: 市民の生活圏に最も密着した公共サービスの提供を目指す施設として、私は福岡市における小学校区単位の公民館整備モデルを参考に、現行維持の姿勢を改め、市民に身近で機能的な公民館ネットワークの構築に、明確な責任と財源をもって取り組むよう求めました。 市は、「現行の47館を維持することを前提」とし、喫緊の課題である老朽化対策に取り組む方針を示し、小学校区単位での整備は現時点では考えていないとしましたが、既存施設を活用した複合化については引き続き検討していくと答えました。
  • 若者・子育て世代の利便性向上: 公民館の活性化策として、私は子どもの居場所づくりや、自習室・授乳室の整備など、若者や子育て世代が日常的に利用しやすい具体的な環境整備を提案しました。市はこれらの環境整備について検討を進める意向を示しました。
  • 専門職員(社会教育主事)の増員計画: 公民館運営の「質」を高めるために不可欠な専門職員である社会教育主事を、市は現在の36人から令和12年度までに44人体制を目指すとの具体的な目標を提示しました。これは、今後の社会教育の充実を図る上で重要な公約となります。

2. 🚶‍♀️ 障害の「社会モデル」に基づいた道路環境の抜本的改善

誰もが安心して歩ける道路環境の実現は、行政の責務です。私は、生活道路や通学路のバリアフリー対策と、歩行者の安全を脅かす放置物対策について、行政の姿勢を厳しく問いました。

  • 曖昧な補修基準の明確化: 老朽化し、特に雨天時に滑りやすくなった点字ブロックについて、市は「現地を確認し、通行に支障があると判断した場合に適宜補修」という判断に留まりました。私は、先日開催された千葉市障害者福祉大会での小中学生の作文に触れ、障害は人自身ではなく、社会や人々の無関心といった「環境」に原因があるという「社会モデル」の考え方を提示。当事者視点に基づかない「適宜の判断」は曖昧であるとして、専門評価に基づく確かな補修基準とモニタリング体制の制度化を強く要望しました。 市は、整備の質と市民の使いやすさを担保するため、既存の「千葉市バリアフリー基本構想推進協議会」で意見を聞き、計画に反映していくと述べ、当事者の関与を継続的に行っていく姿勢を示しました。
  • 放置物対策と条例制定: 歩道上に放置された障害物(放置物)対策について、市は行政指導と巡回・撤去活動を継続するとしましたが、罰則適用を視野に入れた市独自の条例制定や運用の強化については、「現段階では考えていない」と消極的でした。私は、子どもたちの安全を守るため、「優しい声かけ」だけでなく、実効性の高い行政措置を講じる行政責任の重さを再度強調しました。

3. 👵 地域で支える介護体制の強化と基準緩和型サービスの実態調査

要支援者数が3年間で増加傾向にある一方、掃除や買い物代行などの基準緩和型訪問サービス(総合事業)の利用者は減少傾向にあるという、制度の有効性に関わる問題を指摘しました。

  • 実態調査の必要性: この利用の伸び悩みは、制度が地域に十分に根付いていない可能性を示唆しています。私からは、総合事業に特化した詳細な実態調査の実施と、担い手確保のための具体策を求めました。 市は、第10期介護保険事業計画策定に向け、現在実施中の利用者意識調査の結果を詳細に分析し、その結果に基づき、必要なサービス提供のあり方や担い手の確保策について検討を進めると答弁しました。また、担い手である地域団体への助成増額や報酬体系の見直しを昨年度に実施したことも示し、今後も他市事例を参考に、担い手の確保に努めるとしました。
  • 特別養護老人ホームの入所状況: 特養の入所者の約3分の2が要介護4または5に偏っている現状について、市は、常時介護が必要な重度者が多く入所している現状を認めつつ、入所の優先順位は要介護度だけでなく、家族の状況なども踏まえ、各施設で決定していると説明しました。

4. 🏢 身近な課題にスピード対応!中央区の住みよいまちづくり

中央区選出議員として、地域住民の皆さまの生活環境を改善するための身近な課題について、具体的な進捗を報告します。

  • 千葉ポートスクエア前歩道のバリアフリー改修完了へ! 懸案であった千葉ポートスクエア前の歩道は、バリアフリー整備計画の生活関連経路として、段差解消点字ブロック改良舗装の透水化などを含む改修工事が進められており、今月末には完了する見込みです。これにより、周辺の高齢者や車いす利用者の皆さまの利便性と安全性が大きく向上します。
  • 隆起マンホールの対応強化: 市民からの情報収集ツール「ちばレポ」を活用した隆起マンホールの対応について質問し、過去3年間で報告された案件は全て修繕済みであることを確認しました。さらに、市は「ちばレポ」の活用を強化するため、特定のテーマを決めて情報を募る『テーマレポート』の活用も検討すると答弁。市民と行政が連携した、よりきめ細やかな道路管理の強化に繋がることを期待します。
  • 大網街道におけるバス待避所整備: 千葉南高校入口交差点付近の大網街道のバス待避所整備については、周辺に横断歩道や交差点が近接しており、安全上の課題が大きいことから、現時点での整備は困難との見解が示されました。地域からの要望であることを踏まえ、引き続き代替案を含めた安全対策について当局に働きかけてまいります。

今回の一般質問では、市民の学習環境の質、安全に歩ける権利、そして地域で安心して暮らせる介護体制の構築に焦点を当て、当局から具体的な目標や取り組みを引き出すことができました。引き続き、市民の皆さまの「声」を力に、市政を前に進めてまいります。

コメントは受け付けていません。