新年のごあいさつ
千葉市・中央区にお住いの皆様、明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルスの第8波の感染拡大や「新しい戦前」が目の前に迫る緊張した状況下での新年となりました。今年をこの未曽有の危機をのりこえて、すべての市民が安心して、希望をもって暮らせる新しい千葉市をつくる年にしていきたいと決意しております。
暮らしの問題では新自由主義から転換し、格差をただし、暮らし・家計応援第一の政治をつくります。医療、介護、保育、教育などケアに携わる人たちの悲鳴に耳を傾けない政治を変えます。人間はさまざまなケアなしには生きていけない。ところがケア労働がたいへん粗末に扱われている。そのことがコロナ禍では明るみに出しました。「ケアに手厚い社会を」ということは、コロナ危機を体験して多くの人々が痛切に願っていることではないでしょうか。
環境問題では地球規模の環境破壊を止め、自然と共生する経済社会をつくる。脱炭素、脱原発、再生可能エネルギーの思い切った推進によって進めるという、世界では当たり前となっている流れにしていきます。
そしてジェンダー平等社会の実現。多様性を大切にし、個人の尊厳を尊重する政治を目指します。多くの女性が職を失い、DVなどさまざまな困難に直面し、女性の自殺が増えています。外国人労働者の人権擁護、少人数学級の実現、文化・芸術を守り育てる街づくり。コロナ危機のもと、その重要性が痛切に実感されたものであります。
今年の統一地方選挙ではふくなが洋市議からのバトンタッチを実現させ、日本共産党市議団の6議席から7議席への躍進を実現し、歴史的な年となるよう、市民の皆様と力を合わせて頑張りぬくことを誓い、年頭にあたってのあいさつといたします。
のじま 友介